引っ越しが多くなる季節になりました。
この時期転勤で地方にお引越しなんて方もいると思います。
この記事は夫の転勤により、都内から地方在住になって8年目のおかの感想を書いています。
初めての地方住まいに戸惑っている方の参考になれば幸いです。
はじめに
おかは2017年にとある地方に引っ越ししました。
理由は、転勤により別居していた夫といっしょに暮らすためです。
その決断まで2年かかりました😂
2年の別居!
これはこれで悪くなかったです!が、この話はまたの機会にして、今回は地方に暮らしてみた感想を書きたいと思います。
おかの地方に住む前の状況
誰でも見知らぬ土地への引っ越しは勇気がいりますよね。
おかの引っ越し時点の状況は
■結婚3年目
■子なし
■会社員(勤続年数10年)
■都内在住(一人暮らし)
■実家は神奈川
■小学入学〜低学年まで父の転勤で大阪に住んだことあり
このような感じです。
いわゆる『地方』には住んだことがなく、物心ついたときから友人に会えない状況になったことがありませんでした。
引っ越し時点で子どもがいる、いないでまた変わるのかもしれませんが、現在のおかは子がいますが、子がいる今でも『地方暮らしいい!』という感想です。
地方ぐらしの「地方」とは
地方ぐらしの「地方」の定義ってなかなか難しいですよね。
人によってイメージする「地方ぐらし」「地方移住」の「地方」って違う気がします。
国土交通省によると
「地方」とは、三大都市圏を除く地域という
らしいです。
ちなみに三大都市圏とは、東京圏、大阪圏、名古屋圏のこと。
今回は転勤による引っ越しを想定しているため、ある程度三大都心圏より規模が小さい中小規模の地方都市(または地方都市に通勤できる範囲)を前提としています。
個人的には山や畑、海などに囲まれた自然豊かな「田舎ぐらし」も憧れますが、この記事では取り上げていないのでご了承ください😅
地方ぐらしのメリット
おかが考える地方ぐらしのメリットは以下です。
- お金が貯まる!
- 今までいったことのない県に旅行に行ける!
- 面倒な人付き合いと距離をあけられる
- 満員電車とはほぼ無縁!(電車の遅延時除く)
- 公園が多い(こどもがいる人のメリット)
- 保育園に入れる(こどもがいる人のメリット)
【1】お金が貯まる!
関東圏だと各主要な駅に駅ビルがあり、帰りにお買い物できますよね!
地方は、メインの駅以外、駅ビルほぼなしです。
あってもスーパーです。
おしゃれお惣菜なんて手に入りません!
おしゃれカフェも気軽にいけませんよ!
平日にお金使う機会や誘惑なんてないんだから😂
そうなんです、都内在住より自然と節約できます。
これからお金をためていきたいご家庭にちょうどいい環境です!
【2】今までいったことのない県に旅行に行ける!
おかは、地方に住むまで限られたところにしか行ったことがなかったのですが、こちらに引っ越ししてからいろいろな県に行くようになり行ったことがにない県がかなり少なくなってきました!
地方に住むまで行ったことがなかった四国を制覇!
(四国って都内からは行きづらいですよね)
中国地方も制覇!(なかなか鳥取っていく機会なかったです。)
九州も制覇!
(おかは西日本方面ってことがバレますね😅)
住んでいる地方によるかもしれませんが、地方って娯楽施設等が関東圏に比べあまりないんですよね。
ちょっとした連休があれば、気軽に関東からは行きにくい県に遊びに行けます。
マイカーがあれば便利ですが、なくてもレンタカーで楽しめます!
【3】面倒な人付き合いと距離をあけられる
友人の多い都内近郊に住んでいたら、大好きな友達にも会いたいときに会えて魅力的!
ですが、
なんとなく続いている人間関係も中にはあると思います。
断る勇気のある人には関係のないメリットですが、ダラダラ続いた人間関係といったん距離を置くことができます!
【4】満員電車とはほぼ無縁!(電車の遅延時除く)
おかが都内に住んでいたのはテレワークが普及する前です。
現在の都内近郊の電車事情はわかりませんが、当時は満員電車ひどかった。
地方は混んでいてもかわいいものです。
ちなみにおかは始発駅の次の駅に住んでいるので座って通勤できています!
【5】公園が多い(こどもがいる人のメリット)
最近こどもの遊び場がないという話をよく耳にします。
安心してください!
地方にはたくさん公園ありますよ!(注:お住まいになる予定の地域によります)
地方でも新築がいっぱい建っている子育て世代向けのところがねらいめです。
【6】保育園に入れる(こどもがいる人のメリット)
都内近郊で毎年騒がれている「保育園おちた問題」。
こどもを希望している人は不安になっていることでしょう。
安心してください。地方は無縁です。(注:お住まいになる予定の地域によります)
まず「保活」って職場の人に話しても「保活って何?」という認知度。
第一希望に通えないことはあるかもしれませんが、保育園に入れないということはほぼなさそうです。
おかの子は第一希望の保育園に通えています!
地方ぐらしのデメリット
地方ぐらしの8年目のおかの考えるデメリットは以下です。
- 帰省費用が高い、時間がかかる
- 友達に会えない
- テレビで放送されたおしゃれな店にすぐ行けない
- 車がないと不便を感じることがある
- 子育てがワンオペ、ツーオペ
【1】帰省費用が高い、時間がかかる
実家との距離にもよりますが、帰省費用が高いです。
そして時間がかかります。
そうすると、なかなか帰らないので、両親と会う機会が減ってしまいます。
【2】友達に会えない
会いたいときにすぐ会えないのが地方ぐらしのデメリット
ただ今はリモートが普及しているので、リモートお茶会したりしていますよ。
【3】テレビで放送されたおしゃれな店にすぐ行けない
テレビでおいしそうでおしゃれなお店が取り上げられていても、それは都内にしかなくもちろん地方在住はすぐに行くことはできません。
「こんなお店行ってみたいなぁ」で終わります。
また、地方は都内と違って流行のものが地方にくるスピードが遅いです。
都内で流行って、ひと段落したときに店が地方に出店されている印象。
地方に出店したころには都内では別のものが流行っていたり。
流行りもの大好きな人には少しつらいかもしれません。
【4】車がないと不便を感じることがある
地方によりますが、結構移動手段「車」だったりします。
おかの住んでいる賃貸は駐車場2台セットです。
1台の駐車場は賃料に含まれ、2台目から駐車場代がかかるという仕組み。
それだけ車保有者が多いということですよね。
地方でも地方都市中心部だと車ない人も多いと思いますが、地方都市周辺のベッドタウン地域だと車がないと不便さを感じるかもしれません。
ペーパードライバーのおかは夫がいない休日は徒歩や電車でがんばっています!
電車の本数やバスの本数を都内と比べてはいけません。
【5】子育てがワンオペ、ツーオペ
これ、おかが一番デメリットに感じていることです。
夫が不在の休日に実家に遊びにいってじいじ、ばあばといっしょに遊ぶ・・・
なんてことができません。
夫だけが頼りになるので、夫不在だとママは大変です。(特におかは高齢ママなんで・・・)
たとえ両親が近くに住んでいても自分の高齢の両親を頼る機会はほぼないと思います。(おかの母も高齢出産!)
でも、先日自分が胃腸炎になったときは親が近くにいてくれたら。。と思いました。
辛い中子ども(3才)を抱っこして病院に行きましたよ。
あのときは歩かない子どもが大嫌いになりかけました。
そんなことを思ってしまう自分にも腹が立ち、こどもを抱っこし、泣きながら病院から帰っていったのを覚えています。
体調不良のときはさらに心にゆとりがなくて困っちゃいますよね。
縁もゆかりもない地方生活ではワンオペ・ツーオペが基本です。
地域でやっている「ファミリーサポート」の支援をうまく活用して無理しないように子育てをしていくしかないですね😅
あとは体調管理と心のゆとりが大切!
さいごに
流行っているものを誰よりも先に試してみたい、行ってみたいという人には地方ぐらしはつらいかもしれません。
休日はだれかと会っていたい人も最初はつらいかもしれません。
地方の中で流行っているものを地方に住んでいる人より先に試すということは可能!
三大都市の人と競わなければ地方の中で最先端は走れますよ。
だれかと会っていたい人も、地方で新しい友人ができればさみしくないですし、リモートで友人と会うことも可能!
首都圏の便利さ快適さを見るのではなく、住んでいる地方での楽しみ方を探したり、切り替えができる人は地方ぐらしでも楽しくやっていけそうです!
人混みに疲れてしまった人には地方ぐらしはちょうどいいです。
地方の人混みなんて都心部に比べたらかわいいものです。
住めば都とはよくいいますが、おかは今のくらしが気に入っています。
新しい環境は誰しも不安だと思いますが、これから住む予定の地域の悪いところではなくいいところを見つけていくと暮らしが何倍も楽しくなります!
お互い「地方ぐらし」楽しんでいきましょうね☺
ちなみに…「地方だと家賃安いんでしょ。」と言われますが、地域によっては土地が少なくて家賃が首都圏のベッドタウンより少しお高めだったりするので、地方だからって家賃や電気・ガス代安くないんだぞー!